2007年5月

5月1日

味噌汁なんて飲まないのに、味噌を買ってきた。味噌を自主的に買ってくるのなんて初めてだ。いつものように野菜炒めをつくり、味噌味にしてしまう。フライパンに味噌の塊をごろっと入れて、水道から水をちょろっと入れる。あとはひたすら水をとばしながら、味噌味の野菜炒めになるまで炒める。北海道にはチャンチャン焼きという郷土料理がある。鮭を味噌で焼く郷土料理だ。なので、味噌味の炒め物をチャンチャン焼きということに命名してみた。たまねぎのチャンチャン焼きとか、にんじんのチャンチャン焼きとか、ピーマンのチャンチャン焼きとかを作って食べている。今週の俺の食卓はチャンチャン焼き週間のようである。味噌を入れるだけでチャンチャン焼きになるので、とてもお手軽に作れてしまう。

5月4日

学校では結構話しをするが、メールアドレスなど知らない後輩からメールが来た。そういえば、学校の後輩とは誰ともメールアドレスの交換をしたことがなかった。後輩のメールアドレスを知らなくても、今までは特に困ることもなかった。何人かを介して、俺のメールアドレスを手に入れた後輩は勉強に関してのヘルプを俺に依頼した。去年、俺が先輩に助けてもらったように、後輩にも出来る限りのことをしてあげたい。自分の勉強にもなるし、去年のことを引っ張り出して準備する。これで、後輩の理解が深まればよいと思う。

5月5日

昨日の夜は北海道は雷が鳴り響いていた。気がつくと雨も降り出していた。部屋の電気を暗くして窓を開けて雷と雨の音を聞く。外が明るく光りだして、数秒後に激しい音があたりに響きわたる。そんな夜の雨を窓から見ている俺。そういえば、海外を旅しているときも雷が鳴るとワクワクしていた。

5月6日

特別な予定が何もないまま連休が終わった。明日から学校が始まるが、しばらく学校に行っていないとボケてしまいそうだ。とりあえず、ビールでも飲んで、明日からの学校に備えようと思う。

5月7日

最近、俺のアパートのどこかの部屋でギターを弾いている人がいる。自分の部屋で何をしていようと、個人の自由なので何をしてもかまわない。なので、ギターを弾きたければ弾いていてもかまわない。しかし、夜中の1時を過ぎてからギターの練習をするのはどういう感覚なのだろうか。イラつくほどうるさい訳ではないのだが、もうちょっと時間と周りの事を考えて欲しい。

5月8日

新しくほくろが現れたり、あったはずのほくろが消えたりすると、俺の周りの環境に変化が起ることが多い。ほくろによって運命が変化しているのだろうと考えると、納得できてしまう。実際に昔からあったほくろが消えたり、新しいほくろが現れたりすると、それまでの生活環境や社会環境が変わっていたことが何度かあった。特に手のほくろは判りやすく現れたり消えたりしている。そんなほくろを観察していると、自分の人生の転換期が判ってくるので面白い。

5月9日

今すぐに必要ではないから、いつでも良いと思いつつも忘れてしまうことがある。緊急性も重大な用件でもないから、軽く見てしまうのだけど、必要なのだ。ついつい、忘れてしまうので、忘れないように気をつけよう。結局は気持ちの問題なのだから。

5月10日

俺のパソコンはとにかく起動が遅い。電源を入れてから、パソコンが動くまでに10分ぐらはかかってしまう。パソコンの機嫌が悪いときにはさらに時間が長くなり、20分待ちなんて事もある。こんなに起動が遅い原因はウイルス対策ソフトらしい。ウイルス対策ソフトが起動しているため、パソコンが遅くなっているらしい。今日はウイルス対策ソフトが勝手に自動更新をしているようで、さらにスピードが遅くなっている。すでにパソコンを起動させてから、1時間ほど経過するが文字を変換するにも5秒ほどかかるぐらいスピードしか出ない。これだけ遅いと、かなりイラつく。

5月11日

桜前線が北上してきて、ようやく北海道にも桜前線が到達した。そして、桜の花はあっという間に散っていこうとしている。俺は子どもの時から桜を見て感激することはなかった。そんな俺が桜の存在感の大きさに感激したのは、東京で生活している時だ。普段の通勤路の街路樹だと思っていた桜の木が美しく変身していたのだ。その時に桜の素晴らしさにはじめて気付かされた。そんな儚い花だからこそ、日本人の心に残ってしまうのかもしれない。

5月12日

味噌で炒める野菜炒めが美味しいので、はまってしまった。なので、味噌の消費量がかなり多い。味噌は健康に良いらしいので、味噌の消費量が多くなったのは良い事だと思う。ただ、どんなものでも多量に摂取しすぎると良くないので、たまには味噌以外の味付けも食べるようにしようと思う。

5月13日

栃東が引退してしまったが、初日が始まった。今場所の話題は白鵬の綱取りだ。白鵬の相撲も楽しみだが、それ以上に若手力士達の活躍が楽しみだ。そして、世代交代の波は確実に迫ってきている。若手力士の活躍に負けないようにベテラン力士が若手の壁になっている。そんなベテラン力士の気迫あふれる土俵も面白い。綱取りだけではない面白さが、今場所も期待できそうだ。

5月14日

久々にばっさりと髪を切ってみた。今回の髪を切った理由は実習が近いから。どうせだったら、スキンヘッドにしてみようと思ったが、スキンヘッドにして、学校側や実習の受け入れ機関から目を付けられる必要も、波風を立てる必要もないと思ったので、スキンヘッドは次の機会にした。それでも、坊主に近い、思い切った短髪にしてみた。

5月17日

最近は精神的にも肉体的にも大変だ。ちょっと忙しいので大変なのだが、忙しいのは良いことなので気にしない。しかし、最近はどうにも、煮詰まっている感じがする。そのうちに、何とかなるだろうけど、なんとなく煮え切らない。

5月20日

今日は中日だった。8連勝で勝ち越した平幕の普天王と出島は良い笑顔だった。そして、勝ちっぱなしは朝青龍と白鵬を含めて4人になった。残りの大関たちも1敗で付いて来ている。今場所の後半戦の優勝争いは久々に星の潰し相が楽しめそうだ。本当は国技館に見に行きたいが、相撲中継でも、十分に癒される。

5月21日

9日目にして、勝ちっぱなしは2人になってしまった。これで、今場所の優勝は朝青龍か白鵬のどちらかだろう。せっかくなので、千秋楽に全勝であたって欲しい。そんなさなかに八百長疑惑の報道がだされた。八百長疑惑報道で相撲の関心が高まるのであれば、八百長疑惑も相撲人気の増加に使えるかもしれないが、そんなに簡単ではないだろう。

5月22日

安美錦が朝青龍を寄り倒して勝った。今場所は好調な安美錦はちょっと期待していたが、結局は朝青龍の強さが証明されて終わるのかなと思いつつ、テレビを見ていた。朝青龍を寄り倒した瞬間をテレビで見ていた俺は、1人で部屋の中で大きな声を上げて感激した。終盤戦の5日間は見逃せない。

5月23日

血液型で人格やその人の性格を決め付ける事には賛成しないが、なんとなく、血液型によってイメージする性格というのはある。最近はB型の人と話をするのが面白い。B型の人は独特の発想力と、柔軟な思考を持っている人が多いので、B型の人の思考回路や行動や発言がA型の俺には新鮮で驚かせてもらえる。俺の血液型ランキングの1位はこの何年かはB型である。

5月24日

今日は朝青龍と千代大海の取り組みがあり、千代大海が朝青龍に完勝した。千代大海が朝青龍を一方的に押し出したのを見たのは久しぶりだ。これで、今場所の白鵬の優勝の可能性がかなり高くなった。これから白鵬が対戦する相手は3日間とも優勝争いに絡んでいる。琴光喜と千代大海と朝青龍が優勝の可能性を残して白鵬に挑んでくるのだ。白鵬にとってはかなり、大変な3日間になるだろう。千代大海が最後まで優勝争いに残っていることも珍しいが、千代大海の踏ん張りで最後の3日間は面白くなりそうだ。

5月26日

14日目に白鵬が優勝を決めた。後半に入ってきてからの白鵬の強さには、すでに横綱の貫禄が見え隠れする。去年のように横綱を見送られるような理由がどこにも見当たらない。おめでとう。

5月27日

白鵬が誰からも文句の付けようのない15戦全勝で優勝を決めて、横綱を掴み取った。俺は明日から半年間に及ぶ実習が始まる。出来るだけ、出来るだけ睡眠が取れるように、半年間の実習を乗越えたい。実習を乗越えて、その後の国家試験も乗越えて来年の4月には看護師を掴み取りたい。相撲も看護師も稽古を積み重ねて一歩づつ進んでいくしかないのだ。

5月28日

クラスメイトと話をしているうちに恋愛の話になった。男には女の心を理解できるわけがないということで結論が出た。そして、その結論には男は女の心を理解できなくても女の心を理解する努力をしなければならないのだ。と、付け加えられた。そして、そういう努力を怠るようでは、良い男とは言えないという事で意見が一致した。当然、彼女達は女も男の心を理解する努力が必要な事も忘れていない。そんな、クラスメイトの恋愛話の輪に入れてもらい、勉強させてもらう事ができた。

5月31日

実習中は記録物が大量にあるために、パソコンに向かう時間が長くなる。パソコン画面をにらみ付けながら、悪戦苦闘していると目が疲れてしまう。

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