2007年4月

4月2日

久々に、服を買いに行ってきた。というよりも連れて行ってもらった。で、満足のいくお買い物が出来た。それでも、俺はやっぱり買い物が苦手のようだ。連れて行ってくれた友達も俺の意思がはっきりしていないので困っている様子だし。申し訳ないと思いつつも、1人だったら絶対に出来ないお買い物が出来た。これで、しばらくは買い物に行かなくても済みそうだ。

4月3日

政治家にとっては厳しい戦が始まったみたいで、選挙カーがうるさい。幸い俺の所にはそれほど激しい、宣伝合戦は来ないが、寸志を包んでくる候補もいない。基本的に投票には行くことにしているが、選挙で何かが変わるなんて思っていない。選挙の結果で変わるモノなんて、公的な資金が流れていく場所ぐらいだろう。公的な資金が生活に影響を与えている人にとっては、死活問題になるだろうが、公的な資金が回ってこない人にとっては、選挙で生活が変わることは殆どない。

4月4日

アフリカの中部から南部はウガリというものが主食として食べられている。ウガリとはコメとモチの中間のような食べ物で、現地では手でつまんで食べていた。そしてウガリは場所によって名前が変わり、ケニアではウガリ、ジンバブエではササと呼ばれている。そして、呼ばれる名前によって美味しさにもかなり違いがある。ササはなかなか美味しかったがウガリは俺の口に合わなかったのを覚えている。今日のご飯は炊飯器の機嫌が悪かったらしく、ウガリのようなご飯が炊き上がった。しかも、ご飯でもなく、ウガリでもない美味しくないシロモノだ。そんな美味しくないウガリっぽいご飯を食べながらアフリカの旅を思い出した。

4月5日

機嫌が悪くなった炊飯器でもう一度ご飯を炊いてみた。昨日は水の量をいい加減にしていたので、今日は正しく炊飯器をセットしてみた。待つこと1時間ほどで、ウガリではなく美味しいご飯が出来上がった。しかし、炊飯途中で蒸気が吹き上がるべき所で、うまく機能していないみたいだ。久々に炊飯器を洗ってあげようと思う。そういえば、今年になってから炊飯器を分解掃除していなかった。

4月6日

2003年は中南米を旅行中でスペイン語の勉強のある程度していたので、旅行するのにある程度困るぐらいのスペイン語を習得できていた。それ以後、スペイン語を使う機会も話す機会もない。たまに、テレビでスペイン語講座をやっている様だが、それすら殆ど見ていない。スペイン語は俺にとって結構好きな言語だから、忘れないようにしたいとは思っている。もう少し、スペイン語を忘れないように意識してみようと思う。

4月7日

この前、東京に行ったときに知り合った人がたまたま札幌の人だったのでお互いに驚いてしまった。そして、せっかくだから札幌に帰ってからも飲みに行くことを約束た。昨日はその人と飲みに行ってきたのだが、いろんな話が出来て非常に面白かった。話の流れで俺の中学校のクラスメイトとその人が友達だったことが判明した。俺にとっては中学校以来、全然音沙汰のなかった人の名前が出てきて驚いてしまった。東京での偶然の出会いがきっかけで、中学校のクラスメイトの消息を知ってしまった。

4月8日<

季節の変わり目に行っているいつもの飲み会メンバー。久々に4人で集まって飲むことになって、いつもの通りにしゃべり倒す4人。話に咲いているときに店の店員からなにやらケーキが差し出された。なんと、俺の誕生日を祝ってくれたのだ。今回の飲み会は俺の誕生日当日よりも少し早かったので、まさか誕生日を祝ってもらえるとは思いもせずに驚かせてもらえた。何が起きたのか判らずに戸惑っている俺とそれを見て喜んでいる3人。隣の席のお客さんにも誕生日の人がいたようで、2人いっぺんにお祝いされてしまった。店員達が集まってきて、2つのテーブルを囲むように誕生日の歌をうたい2人を祝ってくれた。ロウソクを消したのなんて何年ぶりだろう?ちょっと照れくさかったけど、凄くうれしい誕生日になった。ありがとう。

4月10日

昨日から新学期が始まった。2年生の実習ではギリギリの成績で留年してしまう可能性が非常に大きく、進級は絶望的だと思っていたが、それでもなんとか3年生になることが出来た。留年することも半分覚悟してたので、無事に進級出来たのはとても嬉しかった。看護学校に入学した時は国家試験までの3年間の道のりは長いと思っていたが紆余曲折はありながらも3年生になることが出来た。そしてようやく看護師国家試験まで11ヶ月というところにやってきたのだ。でも、俺には辛くて厳しい11ヶ月になるだろうという事が容易に想像出来てしまう。

4月11日

去年の秋からほったらかしにしてある自転車を出してみた。さすがにさび付いていたが、機能的に壊れているところはない。今年も支障なく自転車に乗って通学出来そうだ。鹿児島で買って、そのまま日本を縦断して北海道まで乗ってきて、12時間耐久ママチャリレースにも出場した、年季の入った自転車だ。そんな自転車との付き合いも、9年目になる。

4月12日

今週は健康診断があるため、朝食を抜いて健康診断を受けなければならなかった。なので朝食を食べないで学校に行ったのだが、前日は勉強が切羽詰っていて徹夜してしまっていたし、その前には飲み会が連続していたりしたのでかなりの不摂生な生活のまま、健康診断を受けてしまった。きっと、たくさんの項目で異常値が現れるだろうから、再検査を受けなければならないだろう。

4月13日

新学期が始まって1週間が経とうとしているが、生活リズムがちょっとずれている。夕方の6時に寝て深夜12時ぐらいに起きてしまうリズムが定着しているのだ。日本国内にいながら海外の時間で生活をしているようなリズムだ。学校も夜間学校に通っていると思えば問題ない。そういえば、2年生のときの実習中の生活もこんな感じだった。むしろ、太陽の方が俺のリズムに合わせてくれれば良いのにと思ってしまう。

4月14日

うちの看護学校の男子だけの飲み会が開催された。女の世界である看護学校では男子の地位が低いため、毎年、男子は学年を超えて春に飲み会を開いているのだ。今年の新入生の男子は人数が多く、楽しい飲み会となった。久々に思いっきり飲んだが、最近の俺の体内時計は日本の標準時刻からずれてしまっているため、かなり疲労を抱えたまま、飲み会に突入した。さすがに2次会に行く元気はなかったが楽しい飲み会になり、3年生になったことを改めて実感させてもらった。

4月15日

昨日は何もしない休日を過ごしてしまった。たまにはそんな休日の過ごし方をして、体と心を休めるのも良い過ごし方だと思う。疲労が蓄積してしまっていると、やる気まで消失してしまうのだ。疲労を回復して、やる気も回復させないとならないのだ。

4月17日

今朝は4時に起きた。先週の俺の生活リズムはあまり良いとはいえないものだったので今週も生活リズムは改善できないまま、疲労を抱えてしまうのかと思ったが、朝方の生活リズムをつかめそうな感覚がある。今日と同じような起床時間に起きることが出来れば、理想的な生活リズムが出来上がる。今週はこの調子で生活リズムを掴んでしまいたい。それでも、ゴールデンウィークには崩れてしまうのだろうけど。

4月18日

週末に買って来た豚肉を使おうと思ったが、なんとなく色がくすんでいる。においをかいだら、なんとなく臭う気がするが、気のせいといえば気のせいだ。さて、この豚肉を調理するべきか捨ててしまうべきかが、迷うところだ。調理をして火を通すのだから、多少傷んでいても食べれる気はする。しかし、それでおなかを壊して苦しい思いをするのは辛い。何度も肉の色をみて、匂いを嗅いでおおいに悩む。結局は食べた場合、肉が腐っていても大丈夫でも不安を抱えて過ごさなくてはならないので捨ててしまうことにした。これからは計画的な食材消費を心がけて、廃棄物を出さないようにしようと思った。

4月19日

学校の行事の実行委員でリーダーの役割をいただいた。リーダー業務をして何かのプロジェクトをするのは久しぶりだ。働いていたとき以来だとすると、かなりの間、リーダーというものをやっていなかった。今回俺がリーダーを任された学校の行事までは準備期間がとても短かった。そのために、いろいろと準備不足はあったのだが無事に行事を終えることが出来た。これはメンバーが俺の指示に従ってくれ、さらに俺の期待以上の働きをしてくれたおかげだ。俺のへたくそな指示で、期待された役割以上の事をこなしてくれたメンバーに感謝したい。ありがとう。

4月20日

最近の授業はグループワークが中心になっている。同じグループになると今まであまり話していないクラスメイトと話す機会が持てる。今までほとんど話をする機会がなかったクラスメイトが同じグループになった。彼女と話をしてみると、かなり面白いキャラクターだったのを発見できた。そんな事が頻繁にあるのでグループワークが面白い。

4月21日

うちの学校の中にジャイカで海外に派遣されていた事のある先生を発見した。少しの時間しか話せなかったが、海外の体験談で俺も先生も熱くなっていく。海外にいた時の感覚で話をして、海外の感覚で反応が返ってくるのは嬉しいのだ。日本で生活していると海外の感覚で会話をしても反応が返ってこないので海外の感覚で話をする機会は日本で生活していると殆どない。たとえ学校の先生でも、似たような海外体験を共有できる人が近くに発見できて嬉しい。

4月22日

新学期が始まってからは睡眠の時間が夕方になってしまっていて夜中に起きてから眠れずにそのまま学校に行っていた。なので朝は数時間の時間を使えるのでお弁当を作って持っていくことが多くなった。朝の時間帯には俺の体内時計では昼ぐらいになっている。なので朝食は昼飯の感覚でガッツリと食事を食べる。その朝食の量を倍にして、半分をお弁当用に弁当箱に詰めるだけなので簡単だ。むしろ、簡単だからこそお弁当を持っていこうと考えるようになったのだが。

4月23日

今日はとても長い1日だった。学校の授業は最初から最後まで自習だったのだ。もうすぐ、実習が始まるので、その勉強をする時間をくれたのだ。しかし、そんなに集中力が続かないので、時間が経つのがとても長く感じてしまう。そして、勉強も思ったよりも進まないのだ。

4月24日

ちょっと髪を立たせて学校に行ってみたが、誰も気が付かない。そんなに目だたないような感じだったので、気がつかないのは当然なのだけれども。それにしても、誰も気が付かないのだから、やっても無駄だったのじゃないかと思う。慣れない事はしないほうが良いのかもしれない。

4月25日

最近は北海道も天気が良くて暖かくなってきた。そんな日に自転車に乗って学校に向かうのは気持ちがよい。学校についてからの勉強はそんなに楽しいとは思わないのだけれども。そして、のほほんと日常が過ぎていく。過ぎた時間はもう、2度と戻らないから、そんな天気の良い今日を大切に過ごそう。

4月26日

今日は特に何もないのにアルコールの日。冷蔵庫に待機しているビールちゃん達を飲む。特に何かやりきれないことがあったわけじゃないのに特に楽しい事があったわけじゃないのに酔っ払い。1人で飲んでいるのに十分に気持ちよく酔っ払い。たまにはそんな日があってもいいのだと思う。そして、8時前には寝てしまう。

4月27日

俺はたいていラジオをつけている。昨日もいつも通りにラジオを聞いていると、ある村に住んでいる友人の声がラジオから流れてきた。驚いて、ラジオのボリュームを大きくする。やっぱり友人が自分の村の魅力についてしゃべっている。酔っ払っていた俺は1人でテンションが高くなった。そして、村に住んでいる友人にラジオを聞いて俺が感激したことを伝えた。

4月30日

俺に影響を与えてくれている元旅人のブログがある。その人とは面識がないのだが、その文章の素晴らしさと、そんな文章を書く、その人の面白さに惹かれており、旅の後のブログも読んでいる。そのブログに旅の記録を完成させてしまう事の意味が書かれてあった。旅の記録を完成したときの達成感はひとしおだろうと書いてあった。しかし、旅の記録を完成させてしまうと、今まで情熱を傾けてきた旅が完全に過去の物となってしまう。そして、次に何をしたら良いのか判らなくなると。それと同時に旅の記録を完成させてしまわなければ旅を終わらせて次に進む事はできないのではないかと。旅の記録を完成させてない俺にも考えさせられる内容だった。

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