2007年7月

7月2日

昨日の日曜日はマッサージを受ける機会があった。マッサージを受けるのは久しぶりだ。肩と足を重点的にもんでもらう。とくに足のマッサージが気持ちよかった。足に疲れが溜まっていたのだろう。実習の疲れが飛んでいきそうだが、実際には疲れたままだし、疲れはこれからもどんどん溜まっていく。肉体的にも精神的にも。それでも、気持ちの良いひと時を過ごす事ができた。マッサージ師さんに感謝だ。

7月8日

東西に横綱がそろっているってるのはいいものだ。今場所は大関取りが掛かっているし楽しめそうだ。幸いにも明日からは老年の実習だから、相撲の話題でコミュニケーションのきっかけを作れるはず。

7月10日

今週から老年実習が始まるので、相撲の話題は絶好の話の種になると思ったら、受け持ちの患者さんは女性だった。女性だと相撲の話をしても盛り上がらないだろうな。そして、物理的にも相撲は見れないことが判明してしまった。大義名分をもって、実習中でも相撲を見れると思ったがそうはいかないようだ。悲しい。

7月11日

実習期間中は生活のリズムが日本の時刻よりも数時間進んでいる生活になってしまう。簡単に言うと、夜中に起きてそのまま実習に向かうのだ。夜中に活動をしているのでネットを繋ぐのも夜中が多い。とても人気がある、ブログはメンテナンスをやってる事がとても多い。しかも、メンテナンスは夜中にやっていることが多いのだ。夜中に活動をしている俺としては、メンテナンスは日中にして欲しい。どうにも、使いにくいブログだと思うのだが、人気はかなりあるらしいし、面白い。

7月13日

7月に入っているというのに、実習の記録に追われているうちに、くしゃみが出た。どうやら部屋の中が少し寒いらしい。実習の真っ只中で風邪を引くのは嫌なので、ポンチョを引っ張り出してきた。2002年にボリビアで買ってきたポンチョだ。冬は大活躍のポンチョだが、北海道では夏でも活躍してもらえるようだ。

7月14日

実習中は自炊をする気力が起らない。気がつくと、フライパンなど1ヶ月ほど使っていなかった。逆に言うと1ヶ月ほど何も作っていない事になる。自炊をしていても、一年の300日ぐらいは野菜炒めなので、スーパーで買ってきた食べ物を食べていても、栄養のバランス的にはそれほど変わりはないと思う。実習の単位を落としてしまうと、卒業が一年延びてしまうので、自炊に使う労力を実習に使ったほうが良いと思う。

7月15日

実習中の洗濯は週末しか出来ないので一週間分の洗濯物をまとめて洗濯する。週末の洗濯を怠ると、実習着がなくなってしまうので洗濯機を稼動させるので洗濯物を干して取り込むだけなのだが、実習中はそれすら出来なくなってしまう。それにしても、洗濯機というのはとても便利な機械だと思う。旅をしている間は洗濯機などは無いので、シャワーに入るついでに洗っていたのだから。

7月16日

掃除は洗濯と違って、しなくても実習に問題は出ない。なので、掃除の重要度はかなり低くなってしまう。そんな意識が心理的に根底にあるので、実習中の掃除などほとんどしない。実習中は本が散乱しているので、足の踏み場もなくなってしまうのがさらに掃除をする意欲を減退させてしまうのだ。

7月18日

俺の携帯電話は音楽を聞くことができるので素敵だ。実習の病院までの往復の時間は携帯電話で音楽を聴いている。すると、普段は1週間ぐらいは充電しなくて大丈夫なバッテリーが3日ほどで切れてしまう。昨日も実習が終わって家に帰る途中で携帯の電源が切れてしまった。家に帰ってから、充電をしたが、電源が切れている間にメールが一件来ていたので、ちょっと安心した。

7月20日

前にも書いたことがあるかもしれないが看護学生の実習の記録物は膨大な量になる。その記録はパソコンを使ってやっているので、毎晩パソコンに向かって記録と格闘している。弓取り式が終わったぐらいから記録を始めても日付が変わるまでには終わらない。ひどい時には外が明るくなっていることもあるのだ。そして、必死で書き上げた記録を持って病院に行って実習をする。最近はパソコンの電源をつけるのも嫌になってきている。

7月22日

週末があっという間に終わってしまう。金曜日に帰ってきてから月曜日に病院に行くまでには60時間の猶予がある。その間に洗濯をして睡眠を取って飯を食べて買い物をして記録物を完成させる。十分な時間があるはずなのに、精神的には追い詰められながらの60時間となってしまった。

7月29日

老年実習がやっと終わって、後は記録を書くだけになった。老年実習では、あやとりとか折り紙などが老化防止に役立つのでそんな事も利用する。俺は折り紙でバラを作って持っていくと、患者さんに喜んでもらえた。さらに、実習に一緒に行ってるクラスメイトにも驚かれたので作り方を教えてあげた。クラスメイトからはバラの作り方を知っている理由を聞かれたので、前の彼女に教えてもらった事を説明するとちょっと重たい空気が漂った。どうやら、前の彼女って言うところでクラスメイトに同情されてしまったようだ。

7月30日

実習中に患者さんの家族にどうして看護師になろうと思ったのかを聞かれた。改めて聞かれると看護師になりたい理由をはっきりと明確に誰かに伝えることが出来ない。看護師になりたい理由が頭の中でまとまっておらず、漠然としているからだ。看護学校を受験する前は自分の中に明確な看護師になる理由があったが、その時の看護師になりたい理由はあまり人様に公言できるような前向きな理由ではない。就職試験の時やこれから看護師として働くための動機付けとしても、看護師になりたい理由を自分の中で明確にしておいた方が良いなと思った。

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