2006年10月
10月1日
ブログというものはとても編集しやすいので、日常生活の記録をブログにする事にした。ブログのデザインやタイトルは俺が気に入っているブログをカヴァーしてみた。そして、10月からの看護学生生活はここに書き綴っていく。最初は慣れないが、しばらくはこんな感じでやって行こうと思う。そのうちに、使い勝手もだんだんとわかって来るだろう。
10月2日
今日はテストだったので昨日の夜は徹夜だった。朝から起きてまったく寝ないで完全な徹夜は久しぶりだ。 ひょっとすると、ブエノスアイレスで耐久麻雀をやっていたとき以来かもしれない。テストの手応えは微妙なところ。でも、やるだけの事はやったのだから、どんな結果が出ても俺の実力だと受け止めるしかない。今は睡眠と休息が未充足な状態にあるので寝る。
10月3日
寒くなってきたので鍋が食べたくなった。俺は鍋の味付けとか、どういう食材を入れれば良いのかも判らないので料理の得意なクラスメートに鍋がしたいと連絡を入れた。何人か集めて鍋パティーの開催にこぎつけた。今シーズン最初の鍋パーティーは面白かったし、美味しかった。そろそろ鍋の季節がやってきたな。
10月4日
テストが終わったと思ったらすぐに看護過程が始まった。休む暇がない。テストが終わったら少し、ゆっくりしようと思っていただけに休む暇がないのは精神的に辛い。しかも、この看護過程と言う考え方がどうもよく判らない。理解できても、看護過程を作り出す事ができない。なかなか難しい。看護過程が出来なければ看護師にはなれないのだから克服しなくてはならないのだが、本当に俺に出来るんだろうか?今日も、的外れな看護過程を展開していた。
10月5日
看護学校は外部から講師を招いて授業をしてもらう事が多い。疾病論各論などは専門の科の医師に授業をしてもらうのだ。 病院で働いている医者と言うのは面白いキャラクターの人間が多い。学生時代から受験戦争に勝ち抜いて、医学部に入学して、エリート街道を進んでいる真っ最中なのが医者と言う人間達だ。普通の成功も挫折も味わっている人間とは違って、周りの人間からは「先生」とあがめられる事に慣れきった人間たちなのだ。今日も親父ギャグを連発して、教室を不思議な空気にしてくれる講師が授業にきた。
10月7日
数日前にテレビでインドのIT事業の事を特集していた。インドのIT事業は世界でも飛躍的に成長しているのだそうだ。しかも、人件費の安いエンジニアがどんどん成長しているという。インドのIT企業が世界に進出しだしたら、先進国といわれる国々の企業は競争に負けてしまうだろう。自由競争で勝つにはそれなりの理由があり、それなりの努力があるはずだ。勝者が先進諸国であろうと、インドであろうと勝者の努力をたたえてあげるべきだと思う。そんなインドではエンジニアとそうでない人の経済格差が問題となっているらしい。で、インド政府は大学卒のエンジニアを育てる事も必要だが、高卒でも成る事が出来る製造業の成長も大切だと考えているそうだ。製造業を成長させて、インド経済の底上げを考えているのだそうだ。10億人が住んでいるインド経済の底上げができ、巨大な中国経済も順調に発達できたら世界の経済情勢は変わるだろう。17世紀頃から続いた欧米中心の経済バランスが終焉を迎えるかもしれない。21世紀がそういう激動の時代だったら、面白いのになと思う。
10月8日
俺は携帯電話を常に身につけているわけじゃない。 面倒な時などは携帯を家において学校に行く事もある。基本的には学校で携帯電話を使用する機会は少ないので学校に携帯電話を持っていく必要はないのだ。しかし、そんな時に限って問題が発生する。携帯は携帯していてこそ、利用価値が発生するのだとは思うのだが。
10月9日
学校のクラスの飲み会に参加してきた。クラスの半分以上が参加した楽しい飲み会だった。しかし、俺は前日はかなり寝不足だったために飲み会が始まる前から、かなり疲れていた。その状態で若いパワーのある飲み会に参加するので結構疲れた。それでも、普段は見れないクラスメートの姿を見ることが出来て楽しかった。そして、俺はかなり鈍感だという事、もしくは鈍感だと思われている事を改めて思い知らされた。
10月10日
俺のパソコンはとても遅い。2年ぐらい前に買ったのだが、使っているうちにだんだんと遅くなっていった。そして、今年の夏のカヌーガイドの生活から帰って来て、久しぶりにパソコンを起動してみたら、前より格段に遅くなっているのだ。パソコンを起動させるだけで、イライラしてしまう。思い立って、パソコンを分解掃除してみる事にした。ネジを外して、パソコンの中身をむき出しにして、ごしごし磨くのだ。しかし、ネジを外して、パソコンの中身を開こうとしたところで問題が発生した。パソコンの内部の何かが引っかかって、開かないのだ。力任せに、引っ張ってパソコンを壊してしまってはどうしようもないので、パソコンの内部掃除は諦める事にした。そのうちにOSをもう1度入れ直してみようと思う。それで、スピードは回復するんだろうか?
10月11日
今日は寝坊した。朝、友達からの電話で起こされた。学校に俺がいないので心配して電話してくれたのだ。時計を見ると授業が始まる5分前だった。完全に遅刻だ。ビックリした。これで皆勤賞の100万円はなくなってしまった。学生生活の折り返しの時期で皆勤賞がなくなってしまった。狙っていただけに、ショックはでかい。
10月12日
恋愛の占いをした。結果はなんとも煮詰まらないあやふやな結果。占いを依頼した本人の気持ちが揺さぶられているかなそんな結果が出るのだろう。
10月15日
俺の集中力が高くなるのは夜か早朝らしいので、その時間に勉強をする事が多い。最近は勉強の時にカハラトモミのCDを聞いてることが多い。いろんな音楽をかけながら勉強していたが、彼女のあまり上手じゃない歌声を聴きながらだと、勉強がはかどるみたいなのだ。そんな生活をしていると、生活リズムが狂ってしまい、元に戻すのが大変だ。今週はすっかり生活リズムが狂ってしまった。
10月16日
旅の途中で知り合った友達が札幌にきたので会ってきた。久々の再会だったのでとても楽しかった。旅の時の記憶はどんどん遠くなってしまうが、たまにこういう出会いがあると新鮮だ。久しぶりに、時間を忘れて旅の事を喋る事ができた。
10月17日
久しぶりに高校時代の友達がやってきたので外食をする。俺が住んでいるところは、思いのほか田舎なので外食産業が少ない。ちょうど夕食の時間帯で、チェーン展開をしているレストラン達はどこも混んでいる。待ち時間が嫌いな我々は待ち時間が長そうな店はすぐに却下してしまう。で、夕食難民になりかけているところに、空いている中華屋さんを発見した。ここだったら、すぐに夕食にありつけそうだ。もちろん、初めて入る店だ。しかも、人気の無い。店に入るにはちょっと勇気がいる。ある意味冒険だ。ダメ元で、その中華屋さんに入っていって、注文をする。出てきた料理はどれも美味しい。値段も手ごろだ。冒険は大正解だったようだ。今度から、食事の時はここで食べる事にしよう。お腹いっぱい食べ過ぎてしまった。大満足の夕食にありつくことが出来た。
10月18日
学校に着いて、ロッカーの鍵を開けようとしたらカギが無い。確かに家を出るときにロッカーの鍵を鞄に入れたはずだ。しかし、鍵は無い。念のためにポケットの中や思いつくところは全部探してみる。しかし、鍵は見つからない。どうやら無くしてしまったようだ。授業が終わってから家に帰って、鍵を探してみた。棚の中や机の上、タンスの中からトイレまで、おまけに冷蔵庫の中まで捜してみた。それでも見つからないので、なくしてしまったのだろう。学校に頼んで合鍵を作らなければならない。沈んだ気持ちで玄関を出ると、ドアの前にカギが落ちていた。ラッキー。
10月19日
テストで、挑戦的な回答をしてみた。挑戦的な回答というのは、模範的な回答ではないが間違ってはいないだろうという解答だ。そのテストが返却されてきたのだが、俺の挑戦的な回答はバツ。後から、冷静になって考えてみれば、間違いといえば間違いなのだ。正しい答えではないのだ。もっと、素直な答えを書けるようになろう。冷静に。冷静に。
10月20日
包丁の切れ味がかなり前から悪くなっていた。新しいものを買いたいと思っていたが、買い物が苦手な俺はなかなか買いに行けないでいた。フライパンも焦げ付きが多くて洗うのが大変になっていたので新しいものが欲しいと思っていた。今日は包丁とフライパンを買ってきた。ついでに包丁磨ぎも買ってきた。包丁と包丁磨ぎは100円ショップに売っていたので、それを購入。フライパンは1000円のフライパンを購入。一応コーティング加工がされているらしい。早速、野菜炒めを作ってみる。包丁の切れ味は抜群だ。フライパンの焦げ付きも全然無い。買い換えて正解だった。
10月22日
先日買ってきた包丁の切れ味がとても良い。このクオリティーで100円とは大満足だ。あとはどのぐらいの耐久性があるのかに俺の興味は移る。それにしても、今まで使っていた包丁の切れ味の悪さがこれほどだったのかと思う。旅をしている時に自炊の出来る安宿にある包丁は今まで俺が使っていた包丁よりも切れ味が悪いものばかりだった。今まで使っていた包丁は確かに切れ味が悪かったが、そんなに気にならなかった。俺の中では包丁と言うものはそういうものだと思っていたからだ。新しい100円の包丁の切れ味は素晴らしく今までよりも食材を切るのがとても簡単だ。料理が好きになった訳じゃないが、とても簡単になったのは嬉しい。
10月24日
スポーツと言えば相撲にしか興味は無いのだが、日本ハムの試合は見に行きたいと思う。特に、今年のリーグ優勝は北海道中が盛り上がっている感じだ。全く野球になど興味の無い人でも話題に出るぐらい盛り上がってる。俺は今まで一度もプロ野球を生でみた事がない。でも、今年の日本シリーズは札幌ドームに見に行っても良い。野球に興味の無い俺でも十分に楽しめそうな気がするからだ。ただ、チケットは既に売り切れてるんだろうけど。
10月25日
先日かって来たフライパンはナンタラコーティングがされていて焦げ付きにくい。今まで使っていたフライパンもナンタラコーティングがされていて焦げ付きにくいはずだった。今まで使っていたフライパンもしばらくは焦げ付きはなかったが、使っているうちに焦げ付く様になってきた。今までのフライパンは400円で購入したものだ。400円のフライパンのクオリティーと耐久性は1年だということが判った。快適に使用できていたのは半年ぐらいかもしれない。今回の新しいフライパンは1000円だ。このフライパンはどのぐらいの耐久性があるのだろうか。出来るだけ、長く使いたいのだけど。
10月26日
糖尿病はかなり厄介だ。糖尿病患者の生活も厄介だが、それを勉強する看護学生にとっても頭を悩ませるところだ。糖尿病にはインシュリンが関わってきて、身体全体に各種の影響を及ぼすので身体全体の勉強をしていないと、糖尿病を理解する事が出来ないのだ。糖尿病を理解していないと、糖尿病を持っている患者の看護が出来ないのだ。現在、日本人の4人に1人は糖尿病だといわれている。そして、入院している人の半数は糖尿病を持っているのだそうだ。骨折で入院してる人でも、骨折意外に糖尿病を持っていてもおかしくないって事だ。何となくは理解してるつもりだが、もっと糖尿病を調べないと実習で困るのは俺だ。
10月27日
クラスメイトの女の子の彼氏が俺に嫉妬してるらしい。俺はその彼氏には会ったことはないが、2人の中で俺の話が出るたびに、彼氏は俺に嫉妬するらしいのだ。なかなか、可愛い彼氏じゃないか。今度、3人で食事でも行ってみることにしよう。君の彼女を取ったりしないから安心しなと言ってあげたい。
10月28日
俺の血液型は几帳面なA型なのだけど、クラスメイトに大雑把なO型と言われてしまった。確かに、興味の無いことには大雑把なところがあるし、細かいところまで計画を立ててその通りに実行する事は少ない。大雑把なA型なんだろうか。 そう言えば、昔からA型といわれる事とO型といわれることがあった。
10月29日
久々に札幌で飲んできた。本当は飲み会の前に薬の参考書を買おうと思ったのだが、時間がなくなってしまい、薬の参考書は次回買うことにして、会場に向う。みんなに会うのは1年以上ぶり。1年以上会ってないのだから、そのまま疎遠になって連絡が取れなくなりそうだったが、幹事が頑張ってくれて、めでたく飲み会が開催された。たらふく飲んで食べて喋って、店を出る。その後に観覧車に乗る。観覧車に乗るのって久しぶりだ。いつ以来だろう?酔っ払ってるから何をやっても楽しい。充実した一晩だった。
10月30日
長い間お世話になっていた宿の現状が友人から教えられた。周囲の治安も悪くなり、俺がいたときと比べて居心地が悪くなっているらしい。俺が居た時が一番楽しかったみたいだ。そう言えば、楽しかった思い出のある場所にもう1度行くとだいたいは、がっかりしてしまうものだ。楽しかった思い出はその時だけのもので、もう二度と戻ってこない。だからこそ、今を楽しむべきだと思う。楽しい思い出は思い出として自分の心の中にとどめておくべきだと思う。
10月31日
先週買った100円の包丁。1週間ほど使っていたら切れ味が悪くなってきた。俺の予想よりもかなり早かった。ま、100円だからそんなものだろう。これも100円で買った包丁磨ぎが予想以上に早く活躍の場を得た。