2005年8月

この夏のバイトの風景

この流れでも、川の中に入るとかなりスリリングだよ。

8月1日

ラフティングのバイトに来てから、もう、2週間もたってしまった。時が経つのはあっという間だ。このまま、あっという間にバイトが終わって、夏も終わって、学校が始まるんだろうな。

8月11日

今日は午前中にラフティングのボートに乗って午後は久々にオフ。ちょっと調べてみたら、2週間以上休み無しで働いていた。ちょっと、疲れ気味だったけど、バリバリ働いているうちに2週間以上が過ぎてしまったのだ。それでももらった休みは午後だけ。そんな久々の休みなのだけど、何もしないうちに過ぎてしまいそうだ。

毎日、太陽の下で働いているので、かなり日焼けしてしまった。ウエットスーツ焼けだ。顔も腕もすっかり真っ黒になってしまった。しかも、毎日少しづつ焼いているので無理のない黒さになっていっている。今のところ皮も剥けていないので、いい感じだ♪ちなみに、ほかのスタッフは俺よりも、もっと真っ黒に日焼けしている。

8月15日

今日は終戦記念日だ。一緒に働いているガイドの1人が「終戦記念日なんて沖縄の人に失礼だ。」と、話していた。沖縄は6月の時点で米軍に占領されてしまっていて、日本はそれから2ヶ月間は沖縄を見捨てたまま本土防衛に徹したのだと。その話を聞いたら確かに沖縄の人に失礼だ。おまけに戦後はアメリカの植民地として、差し出されてしまったしな。日本政府からそんなに邪険に扱われるのであれば、いっそのこと日本から独立してしまうのも沖縄の生きる道かもしれないね。

8月19日

昨日でラフティングガイドの仕事が終わり、今朝のJRで札幌に帰る。俺が帰ってしまうのを天も寂しく思っているみたいで、今日は朝から雨が降っている。雨が降るのは2週間ぶりぐらいだ。

今年の夏はネットやHPをほったらかしにして、北海道の川でひたすら働いた。今年は川の水量もかなり豊富でラフティングには最適な環境だった。更に、天気も良い日が2週間以上も続いて、川に入ってラフティングをするには気持ちよくて、楽しかった。一緒に働いた仲間は濃いキャラクターを持った面白い人ばかりで刺激の多い毎日を過ごす事ができた。その刺激のエピソードを紹介したい気持ちはあるけど、ネットで公表するには差支えがあるかもしれないから、やめておくよ。

8月20日

駒大苫小牧高校優勝おめでとう♪夏の甲子園連覇はたいしたものだ。去年の優勝で多大なプレッシャーを受けながらの1年間だったと思う。それを乗り切っての連覇は凄い事だ。ベンチ入り出来た選手もベンチに入れなかった選手もみんな頑張った結果だと思う。おめでとう。

7月ぐらいから携帯電話の料金がかなり増えてきた。今まではボーダーフォンの一番安いプランを使って、無料通話分を使い切らないぐらいだったのが、7月から無料通話分を1000円以上も超えるようになってきた。ちょっと、最近はメールの使いすぎかもしれないな。今月は少し気をつけてみよう。

8月22日

札幌は富良野よりも蒸し暑くジメジメしている。家にいるだけで汗が出てくるので、1日に2回ぐらいシャワーを浴びる。この1ヵ月間は水道もない田舎で暮らしていたので、水は全て井戸水を使用していた。知らないうちに塩素も何も入っていない純粋な水を使って生活していた訳だ。そして、1ヶ月ぶりに札幌に戻ってきてシャワーを浴びようとしたら、水と一緒に塩素の臭いも噴出してきた。どうやら、今までは慣れていたので塩素の臭いなど気にならなかったのであるが、この1ヶ月の田舎暮らしのせいでシャワー水の塩素の臭いでも気になるような体質になってしまったらしい。どうやら水道にはこんなにも塩素が入っているようだ。現代社会で生活している我々は気がつかないうちに塩素等の化学物質が溶け込んでいる水に囲まれていたのである。もし、塩素以外にも色々な物質が水道水に溶け込まされていたとしても、我々は気が付かないうちに、それを利用してしまうだろう。そんな風に現代社会の真実を発見してしまった俺であるが、札幌に帰ってきて今日で数日。塩素が溶け込んだ水の臭いもすっかり気にならなくなってしまった。人間の適応能力って素晴らしい。

札幌に帰ってきてからそんなに経ってないのに面白そうなHPを何個か発見してしまった。ネットをする時間が増えてしまいそうで困る。友達からmixiのお誘いが来てるけど、もう少し見てるだけにしよう。

8月23日

役所の納税課から郵便が届いた。よりによって納税課からである。普通に考えたら税金の催促の郵便であろう。しかし、俺は去年の収入が無い。税金を絞る取るにも取れないはずだ。そのぐらい、役所は把握しているはずだと思っていたが、納税課から郵便が来た。不思議に思いながらも開いてみると督促状だ。税金の告知もなしにいきなり督促状を送ってくるとはどういうことだ?ひょっとすると詐欺かも知れない。

で、驚きながらも読み進んでいくと健康保険の督促状だった。そう言えば、健康保険は4月に払ったっきり、すっかり存在を忘れてしまっていた。4日前に健康保険の支払い用紙を発見し、5月以降の支払いをすっかり忘れていたのを思い出し、ちょうど手元にラフティングのバイトの給料があったので、勢いに任せて1年分の保険料を全部払ったところである。それと、入れ違いに督促状が届いたようだ。

督促状には「すでに納められた方は、行き違いですから、御了承ください。」と、書いてあったので御了承してやろう。

今日は買い物でちょっと冒険をして、今まで買った事のない食材を買ってきた。卵と鶏肉だ。鶏肉はどうやって切ったら良いのかも分からなかったが、適当な大きさに切っていくと何とかなってしまった。で、出来上がった料理は卵と鶏肉とニンジンとピーマンのチャーハン。いつもとほとんど変わりないメニューになってしまった。そのうちに「茹でる」を覚えてみよう。

8月25日

選挙の投票用紙が送られてきた。選挙に行くのは久しぶりだ。前回の選挙の時は旅の途中だったので、投票する事ができなかった。海外にいても投票は出来るのだが、大使館に在留届を出して、3ヶ月だか6ヶ月以上経たないと選挙権がもらえない仕組みになっている。ひとつの国に長く滞在しない長期旅行者には選挙権を与えないのが日本国の方針のようだ。

選挙は好きなほうなので、行けるときには極力行くようにしている。たいていの投票所は小学校でしているので、久々に小学校に入れるのが懐かしいくて嬉しい。そして、たいていの場合、俺が投票した人は落選してしまう。そんな人を選んで投票するのが好きだ。

選挙の投票用紙と一緒に自民党のチラシと民主党のチラシが入っていた。自民党は民主党を名指しで批判し、民主党は自民党を名指しで批判していた。どちらも、自分の良い部分と相手の悪い部分を対比させて、自分の政党の素晴らしさと相手の政党の悪さを訴えるチラシだ。なんだか、小学生の応援合戦レベルのチラシに思えてしまうが、チラシを入れることもしない他の政党は何をしてるんだろう。それとも、今の時期にチラシを入れるのは公職選挙法に違反してしまうのかな?

8月27日

昨日は飲みに行ってきた。1ヶ月以上会ってなかった友達と久々に飲んできた。みんな変わりなく元気そうで何よりだ。その中の1人は今年の6月に結婚して新妻をやっている。飲み会の前半は新妻の夫婦生活を酒の肴にして話に花が咲く。毎日の夫婦生活の中で小さな事件は起きているみたいだが、幸せそうで何よりだ。今度は旦那さんからも話を聞いてみたい。旦那さんの目線だと、また違う夫婦生活が見えてくるかもしれない。

そのうちに話題が集金マンの女性関係に変わった。集金マンは女性関係が乱れているのではない。彼には友達以上恋人未満の女性がいるのだが、集金マンとその女性との関係がなかなか進展しないのだ。集金マンがもう少し、彼女を押せばそれ以上の仲になるのに、なんともじれったい。集金マンにも幸せになってもらいたいので、彼の背中を押してあげるのだが、なかなか進展しないまま1年以上経っている。

そんな話をしているうちにあっという間に閉店時間が来てしまった。このメンバーで飲みに行くとお尻に根がはえてしまい、1つの店で4、5時間飲んでしまう。この日も4時間以上同じ店にいた。

8月28日

今日は8月最後の週末。これで本当に夏も終わってしまうな。勉強しなくちゃならないのに、どーしてもやる気が出なくてパソコンを開いてしまってる。どうにかして、気分を変えて勉強しないとな。

8月29日

夏も終わってしまい初日が待ち遠しい今日この頃、番付が発表された。今場所の話題の中心はもちろん朝青龍の6連覇だ。大関陣は不甲斐ないので新関脇の琴欧州や新小結の普天王に横綱の独走ストップを期待したい。新十両ではエストニア出身の把瑠都(バルト)に注目だ。去年の9月場所を両国で見たときには把瑠都はまだ序二段のヒョロヒョロな力士だった。その把瑠都が一年で十両まで番付を上げてきたのだ。注目してしまうのは当然だ。

8月30日

夏が終わってしまうと夏休みも終わってしまう。2学期が始まって久しぶりにクラスメートに会うと、髪の色が明るくなっていて教室が華やかな感じがする。クラスメートのほとんどは18の夏だ。高校を卒業して、社会的な制約が少なくなって、自分の思うままに過ごす事ができる夏だ。ひと夏の出来事や思い出を彼女達は経験したのだろう。なんだか、想像するだけでこっちまでドキドキしてしまいそうだ。

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