環境問題

俺は環境問題などナンセンスな問題だと思っている。学者は地球の環境はこの100年で劇的に変化しており、このままでは地球が温暖化してしまうと言っている。が、地球の環境を論議するのに数百年単位の環境変化だけを測定して、問題を見つけ出そうとするのがおかしい。地球が生まれてから46億年。恐竜が絶滅してから1億数千年。人類が誕生してからでも400万年。地球環境を考えるのであれば、これぐらいの時間の流れの中で考えなければならない。たった、100年や200年だけを考えていては、木を見て森を見ていないのと同じ事だ。もっと判りやすく考えると、46億円の金額の前では数万円あったとしても何も影響がないし、数百円など無視してよい金額である。もう少し現実味の例えだと、400万円の車の買い物をする時に、2千円、3千円など、無視しても良い金額である。それと、同じように人類の歴史の400万年の地球環境を考える時に、2千年、3千年などどうでもいい時間なのである。それ以下の100年、200年など、一瞬で過ぎていくような時間であろう。地球環境を考えるのであればそれに見合った、時間概念で考えなければ、全体像を捉えることは無理だ。

現在、言われている環境問題とは、1万年前に最後の氷河期が終わってから安定していた気候が、この100年ぐらいで気候が上昇してきているだけの話 である。本当に地球環境の事を考えるのであれば、気候が安定していた1万年の間の方が異常なのである。地球の気候は常に変化しているのが普通だ。人類が誕生してからの400万年だけを考えても、氷河期と間氷期を繰り返しており、環境変動している状態が地球環境としては普通なのである。

そういう風に考えると、地球環境の問題だと思われている問題は地球にとっては何も問題のない普通の事なのである。今までの400万年の間は人類は地 球環境の変化に適応しながら繁栄してきた。そんな人類が、地球環境の変化を止めようとする事は非常におかしい。環境問題を考えようと言いながら正常な状態 の地球環境の変化を止めようとしているのである。地球環境の変化を止める事は出来ないだろうし、環境変化を止めようとすると必ずどこかに歪が生じる。地球 上に誕生した1つの種族が地球環境の変化をくいとめようとする事自体が無理な事であり、ナンセンスな事だ。

では、地球温暖化で起こるさまざまな問題はどうだろう? 海面上昇で沈む島。砂漠の拡大。その他にも色々と問題が起こるだろう。しかし、地球温暖化 によって、南極にも人が住めるようになるかもしれないし、シベリアやカナダのツンドラ地帯が肥沃な農耕地帯になる可能性もある。砂漠化や島が沈んでしまい 住む場所がなくなってしまった人はシベリアやカナダに新たに出来るであろう農耕地帯に移住すればよいのである。ここで問題になってくるのは環境問題ではな く、政治の問題や経済の問題である。政治や経済の問題であれば100年単位の時間軸で考えるのが普通であろう。

このように考えると、環境問題とは学者や政治家やマスコミが作り出した妄想にしか思えない。が、環境問題は金になる。地球環境の変化を止める気はないが、環境問題を上手に利用すれば、予想以上の成果を得ることが出来るかもしれない。

2005年12月8日 記入

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