著作権について考よう

今日はネジネジしながら、著作権について考てみよう。 朝の情報番組を見てたら、「これからの日本は知的権利を主張しなければならないんだ」って、言ってたのさ。ようするに著作権をはじめとする知的所有権を法律でもっと保護して、他人には勝手に使わせないようにしよう、って話しなの。これって、今の常識では当然の権利のとして認められてるけど、本当はすっごい横暴な事なんじゃないだろうか? 

著作権や特許って「これは俺が考え出した物なんだから、他人は勝手につかったらだめだぞ!」って、事でしょ。ようするに、マネしたらダメなわけさ。 でもさ、人間って他人のマネをしないで生きていくのって無理でしょ。大きな事であろうと、小さな事であろうと。 それなのに、「最初に見つけた人のマネをしてはいけません」って言う著作権は、絶対に変! 著作権等の知的権利の横暴に反対!! マネする権利をとりもどせ!! 著作権等の知的権利は個人が所有するんじゃなくて人類共通の共有財産なはず。 それなのに、最初に見つけた人だけが独占するのって絶対におかしい。著作権を解放しろーー!

イヤね、最初に考え出した人はとても苦労して、創り出したり、発見したんだから、それを独占するぐらいの見返りがないと誰もなにもしなくなってしまうじゃ ないか。それに、その著作権等の権利で入ってきたお金を基にしてまた新しい物が作れて、人類が発展していくんだから著作権は必要だし大切なんだよ。

そう云う苦労したのは判るけど今の著作権等の知的権利はその苦労以上のみかえりだ!創り出す人が1つ大ヒット作品を創っただけで、一生遊んで暮らせるなんておかしい! 更には製作者が死んでるのに、制作会社等が知的権利を所有し続けるのって、「見返り」の話から大きく脱線してるじゃないか!

それに、著作権を持ってる人の頭だけで、著作物から新しい物を作るよりも、沢山の人達がその著作物をヒントにしたり、それをマネして沢山の物を作っていっ た方がいい物ができるし、その方が人類の知的発展には役にたっていくはず!! 著作権等の知的権利の保護なんて、人類の発展の妨げにしかなってないじゃな いか!

著作権等の知的権利を解放せよ!!

19世紀にアメリカで奴隷が解放された。それまで何千年もの間、戦いの勝者が、勝利の報酬として奴隷を手に入れるのは当然の権利としてあった。戦いに負け れば自分は奴隷になる。それがその当時の世の中では当然の事。何千年も続いてきたごく当たり前の事だった。これを、変革して、奴隷解放宣言を打ちたてたの がリンカーン。だが、リンカーンが1863年に奴隷解放宣言をするよりも50年以上前から奴隷を禁止する動きがあったらしい。奴隷を解放するのにも奴隷解放の叫び声があがってから50年以上の歳月がかかったのだ。リンカーンが奴隷解放宣言を出した後も奴隷はいけない事と世界中に認識されるのに100年ぐらいかかっているはずだ。

奴隷は解放しないといけない事だと世界が認知するのに数千年。知的権利も解放しなくてはならないと世界が認知するのにどのぐらいの時間がかかるだろう?

今、知的権利の解放を叫んでも、この21世紀は著作権等の知的権利所有者が不当な権利を要求して、大きな権力を手中に収め、自分達の発展、繁栄に力を注ぐだろう。そしてこの知的権利の所有者達の横暴によって人類共通の知的発展は大幅に妨げられるだろう。 しかし、知的権利の解放の声は23世紀、いや24世紀には世界を揺るがす声になり、知的権利の所有者と対決できるだけの力を付けるだろうと期待したい。

あ!! 7時だ! 仕事終わった~♪ 今日は色々考えたから、時間が早く過ぎたや。 早く帰って寝よぉ~っと♪

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